水菜の栄養素
水菜の可食部100g中の栄養成分です。
エネルギー:23kcal | たんぱく質:2.2g | 炭水化物:4.8g | 水分:91.4g | 脂質:0.1g |
灰分:1.3g | 飽和脂肪酸:ゼロ | 不飽和脂肪酸:ゼロ | コレステロール:ゼロ | 食物繊維:3.0g |
ビタミン類では、
β-カロチン:1300mcg | ビタミンE:1.8mg | ビタミンK:120mg | ビタミンB2:0.15mg | ビタミンB6:0.18mg |
葉酸:140mg | ビタミンB1:0.08mg | ビタミンB2:0.15mg | ナイアシン:0.7mg | パントテン酸:0.50mg |
ビタミンC:55mg |
無機質類では、
ナトリウム:36mg | カルシウム:210mg | リン:64mg | カリウム:480mg | マグネシウム:31mg |
鉄:2.1mg |
こうしてみると水菜には特にβ-カロチンの含有量が多いことがわかります。また、骨の健康維持に必要となるカルシウムやビタミンKなども豊富に含まれています。
β-カロチンには抗発ガン作用や免疫賦活作用などが確認されており、しかもこの成分は必要に応じて体内でビタミンAに変換される優れものであり、効果として、白内障の予防と改善、視力の維持、髪や粘膜、皮膚の健康維持にも役立ちます。喉や肺など呼吸器系統の保護にも有効です。
ビタミンKは脂溶性ビタミンであり、血液凝固に関わる栄養素となっています。別名で「止血のビタミン」とも呼ばれ、カルシウムが骨に沈着する時に必要なたんぱく質活性化効果も確認されています。
強い抗酸化作用で有名なのがビタミンCです。皮膚や粘膜の健全化には欠かせない栄養素で、免疫力を向上させて風邪もひきにくくしてくれます。更には美容面で、肌のシミ予防やハリを持たせる効果もあり、ストレスに対する抵抗力も高めてくれます。